『「夫婦のお金」の増やし方』を読んで
〈貯蓄のプロ〉と〈ディグラム診断のプロ〉が教える「夫婦のお金」の増やし方 横山光昭、木原誠太郎著
を読んでの感想です。
まず、「ディグラム」って何ですか?
心理学×統計学で人間の本音を分析し、カウンセリングをするプログラムのことを「ディグラム」というのだそうです。
資産を増やすために、どういう行動するのがいいのか、という感じの本です←ぇ
本のタイトルで『夫婦のお金』という部分です。
資産を増やすのは主婦だけでは出来ない。
夫の協力は必要不可欠だと思っています。
なので、『夫婦のお金』というワードの入ったこの本に興味を持ちました。
共働きだからこそ
まずこれです。
共働き夫婦だからこそお金が貯まらない。
→共働きで忙しいから資産管理はおざなりになりがち
→共働きだからこそ「パートナーも稼いでいるのだから」と財布の紐が緩みがち
我が家はまだ共働きではありませんが、時期に共働きになる予定です。
そこで「あり得そう!」と思いました。
まだ共働きでなく、時間はまだあるので、その間に家計の支出を見直します。
今まで、なんとなく、で貯蓄が減らなければ、徐々に増えていけばいいよね、くらいにしか思っていなかったので、いつまでにどれくらい等の具体的な目標をひこさんと決めようと思います。
夫婦共通の目標を!
性格別のお金の貯め方
この本は2章でタイプ別のお金の増やし方について書かれています。
タイプを分ける質問は10個。
意外と少ないのですが、タイプ別のところを読んで思い当たる節が多すぎて笑ってしまいました。
これがディグラム診断のプロの力…!
因みに私は『お調子者妻タイプ』でした(笑)
「友達が多くてコミュニケーション上手な人気者 お付き合い消費で散在気味」
と目次にあるのですが、これだけみたらちょっといい感じですが、内容は結構酷かったです。
「意外と頑固で持論を曲げない」とか「感情の起伏が激しい」とか
「注意力散漫で物を二重で購入したり、食材を多めに買ってダメにする」とか
私のことだ!!!!!!!!!!!!!
読んでいる最中マジ泣きたくなりました……
クレジットカードの使い過ぎにも注意とあって、楽天生活始めたばかりなのに…めっちゃ釘刺されてる!
このタイプでしっかり貯蓄できた人は先取り貯金をしていたそうです。
そして、貯めるためには数字のデータなど目に見える形で記録していくこと、旦那さんに一緒に考えてもらったり見てもらったりするといいそうです(一人でやると飽きるから←見透かされてる!)。
他に「セレブ妻タイプ」「流され消費妻タイプ」「テキパキ合理主義タイプ」「コツコツ職人妻タイプ」があります。
自分のタイプのところでめった刺しにされたので、他のタイプまで読めませんでした(笑)
具体的な例の話
3章ではどういう行動をする人がお金がたまり、どういう行動をする人がお金が貯まるのかQ&Aで書かれています。
4章ではどういう行動の旦那さんの方がお金が貯まるのかが書かれています。
どちらもとても具体的で、それでも、「え?そうなの?」という意外な内容もたくさんありました。
一つ上げると「料理は作るより作ってもらう方が好き」な旦那さんの方がお金が貯まるそうです。
料理に慣れていない自分が作るよりも、作りなれた人(奥さん)に作ってもらった方が美味しいし、時間もかからないという合理的な考え方をする人だからだそうです。
旦那さんの方が料理上手の場合はこれに当てはまらないかもしれませんが(笑)
まぁ、普段やりなれない人が料理をして、後片付けも大変になるし、めっちゃ時間と材料に金をかけて作ってどや顔されたら普通にむかつきますけれども←
この本は奥さん向けの本なので、旦那さんの行動、意見がどういう意味があるのかが分かったり、旦那さんを納得させる方法、良い方向に向ける方法などが書かれています。
ただ「お金が足りない」と訴えるよりも「これとこれとこれにお金が今かかっていてお金が足りないのです」とデータ(数字)でみせた方が納得するそうですよ!
ひこさんに話したところ、
「まぁ、会社でデータ(数字)で説明しろ、って言われているしね」
とのことです。
私の思い
この本のすごく面白いと思った点は、ただ、「お金を貯めるにはどうしたらよいか」という話だけでなく、「こういう人はこうやるとお金が貯めやすいよ」と教えてくれる点です。
行動分析に滅多刺しにされましたが、刺されたからこそ「なるほど、自分はここを気を付けないといけないのだな」と分かりました。
私の場合は数字を付けること。
スマホのアプリで記録をつけていますが、なかなか振り返りができないので、ひこさんと一緒に振り返ったりできるように気を付けていきたいです。
あと、クレジットカードの使い過ぎに注意……
食材の買いすぎ、二重買いにも注意……
とても読みやすいし、面白いと思いました。
興味が出た方はぜひ読んでみてはいかがでしょう?
一緒に滅多刺しにされましょう(笑)
読んで頂きありがとうございました。